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同期生 「りぼん」が生んだ漫画家三人が語る45年

集英社新書 0656 ノンフィクション

出版社名 集英社
出版年月 2012年9月
ISBNコード 978-4-08-720656-2
4-08-720656-4
税込価格 836円
頁数・縦 253P 18cm

商品内容

要旨

最強の「同期生」が語る知られざる日本漫画史。

目次

第1章 一条ゆかり「わたしは“一条ゆかり”の奴隷だった」(マリー・アントワネットのような父と大家族
路面に描いたローセキ絵
なんで貴族じゃなかったの? ほか)
第2章 もりたじゅん「やめたことに何の悔いもありません」(マンガなんてとんでもない
賞金二〇万円に目がくらむ
一年間温めていたデビュー作 ほか)
第3章 弓月光「僕は一生マンガを描いていく」(本は何でも買ってもらえた
ノートに描いた連載マンガ
受賞とデビューと受験と ほか)

おすすめコメント

1967(昭和42)年、集英社の少女漫画雑誌「りぼん」が募集した「第1回りぼん新人漫画賞」は三人の入賞者を輩出した。 後の一条ゆかり、もりたじゅん、弓月光である。 一条は、『デザイナー』『砂の城』『有閑倶楽部』『プライド』などの大ヒットを生み出し、少女漫画界に不動の地位を築いた。 もりたは、いち早く「レディースコミック」の分野を切り拓く一方、漫画家・本宮ひろ志夫人として大作家を支える役割も担った。 三人のうちで唯一の男性である弓月は、少女誌から少年誌・青年誌へと媒体を移しながらも、『エリート狂走曲』『みんなあげちゃう』『甘い生活』など一貫してコメディのヒット作品を生み出し続けている。 今も昔も新人発掘を目的とした漫画賞は数多いが、三人ものヒット作家を、それも一度に輩出した例は、稀有なのではないだろうか。漫画界最強の「同期生」である。 時は学生運動華やかなりしころ、同じスタートラインから漫画家人生を歩み始めた三人だが、その歩んだ道は三人それぞれ、波乱と紆余曲折の道であった。 彼らの漫画家人生45年とは、どのようなものだったのか。これは日本の漫画史における貴重な証言である。   <目次> 第一章 一条ゆかり 「わたしは〈一条ゆかり〉の奴隷だった」 第二章 もりたじゅん 「やめたことに何の悔いもありません」 第三章 弓月 光 「僕は一生マンガを描いていく」

出版社・メーカーコメント

最強の「同期生」が語る45年の漫画人生! 漫画界最強の「同期生」! 昭和四二年「第一回りぼん新人漫画賞」で同時入賞した3人の人気漫画家。「団塊の世代」である彼らの漫画人生を振り返ることで、日本の漫画史および戦後史を描き出す!

著者紹介

一条 ゆかり (イチジョウ ユカリ)  
1949年岡山県生まれ。1986年『有閑倶楽部』で第一〇回講談社漫画賞少女部門受賞。2007年『プライド』で第一一回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞
もりた じゅん (モリタ ジュン)  
1948年広島県生まれ。1968年『マイ・エンゼル』が「別冊りぼん 春の号」に掲載されデビュー。1980年代以降は主にレディースコミックの分野でヒット作を生む。漫画家の本宮ひろ志氏夫人
弓月 光 (ユズキ ヒカル)  
1949年高知県生まれ。1968年「りぼん」でデビュー後、少女漫画・少年漫画・青年漫画と掲載誌を移りながら、コメディのヒット作を連発。『みんなあげちゃう』は映画化もされたミリオンセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)