アフガンの息子たち
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2024年2月 |
ISBNコード |
978-4-09-356743-5
(4-09-356743-3) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 175P 20cm |
商品内容
要旨 |
わたしの職場は、指示通りに仕事をすることを求められる場所。そこで出会ったのは、たった一人で祖国から逃れてきた14歳のザーヘル、17歳のアフメドとハーミドだった。ぼくたち家族いないよ。だれが面会に来てくれる?ぼくたちは、アフガニスタンの息子なんだ。静かな筆致で難民児童の現実と収容施設の新人職員の葛藤を描いた、2021年北欧理事会文学賞(YA&児童書部門)受賞作。 |
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出版社・メーカーコメント
難民児童と施設職員の交流を描くYA小説 スウェーデンの小さな町にある灰色の建物。高校を出たばかりの「わたし」は、保護者のいない難民児童が暮らす収容施設で働いている。職員は規則と指示に従うことを求められ、帰宅したら仕事のことは考えるなと言われるけれど、アフガニスタンから逃げてきた少年たちと日々接していると、それはとても難しい。「わたし」は、家族と離れ一人で逃げてきた14歳のザーヘルや17歳のアフメド、ハーミドという3人の少年たちと心を通わせるうちに、タリバンへの恐怖やトラウマに苦しむ彼ら、18歳になり施設を出なければならないことを恐れる彼らに寄り添おうとする。静かな筆致で難民児童の現実と職員の葛藤を描いた、2021年北欧理事会・児童青少年文学賞受賞作。