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「年収6割でも週休4日」という生き方

出版社名 小学館
出版年月 2009年11月
ISBNコード 978-4-09-387874-6
4-09-387874-9
税込価格 1,320円
頁数・縦 191P 19cm

商品内容

目次

第1章 六割経済社会がやってくる(日本の古きよき企業経営に学ぶ
IT企業の未来に備えた試み
幸せになるトッテン流生活術)
第2章 脱カジノ経済四つの提言(危機をもたらしたのは誰だ
グローバル経済の落とし穴
脱カジノ経済四つの提言)

出版社・メーカーコメント

経営者の最大の責務は、社員の生活を守ることです石油に依存したグローバル経済はいずれ破綻し、日本経済も大幅に縮小する時代がやって来ます。そのときわれわれはどう生きるべきでしょうか。 IT企業の経営者でもある著者は、古き良き日本の経営哲学を学びました。「経営者の最大の責務は、社員とその家族の生活を守ること」という信念のもと、たとえ業績が悪化しても、ひとりもリストラしないと全社員に約束しました。 最悪の場合は、社員と経営者の年収を6割まで減らすことも同時に言明しています。 しかし給料とは労働の対価です。一方的に減らすのは公正ではありません。そこで週休四日まで勤務時間を減らすことを提案しています。 こうして生まれた時間を使って、社員が自給自足的生活に移ることを著者は奨励し、その準備を支援しています。自らも石油に頼らずに自立する生活を始めています。 これは一企業のあり方にとどまりません。日本人が、これからの生き方を考えるときに、ひとつのモデルとなる考え方です。 最後に日本が米国のカジノ経済から脱却しない限り、壊滅的な損害を受けることを指摘し、すぐにでもできる4つの経済政策を緊急提言しています。

著者紹介

トッテン,ビル (トッテン,ビル)   Totten,Bill
本名トッテン・ビル。1941年米カリフォルニア州に生まれる。63年カリフォルニア州立大学卒業後、ロックウェル社(アポロ計画)に勤務。67年システム・デベロップメント社(SDC)に転職。69年SDCに在籍しながら南カリフォルニア大学経済学博士号取得。同年SDCの社員として日本の市場調査のために来日。72年パッケージソフトウェア販売会社である株式会社アシストを設立。同社代表取締役。アメリカの政策を批判する内容の本を多数出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)