• 本

消える息子

小学館文庫 あ49−1

出版社名 小学館
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-09-407127-6
4-09-407127-X
税込価格 902円
頁数・縦 410P 15cm

商品内容

要旨

「ぼく、あそこで殺されたんだ」八王子の公務員、宮津和夫は、相模湖に連れ立った息子から驚愕の告白をされる。同時に、息子の首には絞められたような痕が浮かんだ。以来、和夫も水辺で謎の男を絞め殺す悪夢にうなされるようになる。三十三年前に発見された変死体と息子の発言には、奇妙な符号があった。息子は和夫が前世で殺した人間の生まれ変わりなのか。自問を繰り返す和夫はある日、視界が歪み、気づくと三十三年前の八王子に立っていた。和夫は息子の前世と思しき男と出会い…。男を救えば現世の息子は消えてしまう?究極のタイムスリップミステリー!

出版社・メーカーコメント

異変は相模湖で始まった。「ぼく、あそこで殺されたんだよ」。息子の謎の言葉を聞いた父は、以来、見知らぬ男を絞め殺す悪夢にうなされる。親子の前世に何があったのか。練達の作家が放つタイムトラベルミステリー!

著者紹介

安東 能明 (アンドウ ヨシアキ)  
1956年静岡県生まれ。明治大学政経学部卒。94年『死が舞い降りた』で日本推理サスペンス大賞優秀賞、2000年『鬼子母神』でホラーサスペンス大賞特別賞、10年「随監」で日本推理作家協会賞・短編部門をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)