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銀座ナイルレストラン物語

小学館文庫 み13−1

出版社名 小学館
出版年月 2013年9月
ISBNコード 978-4-09-408857-1
4-09-408857-1
税込価格 607円
頁数・縦 260P 15cm

商品内容

要旨

新歌舞伎座の程近くに佇む、銀座の老舗インド料理店『ナイルレストラン』の三代にわたる波乱に満ちたドラマを徹底取材したノンフィクション。日本最古のインド料理店にして日本で初めて本格カレーを世に広めたことで知られる同店は一人のインド人青年が京都帝国大学に留学したことから始まった。それから六十四年。時代に翻弄されながらも頑なにレシピを変えずに名物「ムルギランチ」を作り続けるナイル家の秘められた歴史とは。東京カリ〜番長として知られる著者だからこそ解き明かせた、秘話と味を丹念に綴った読み応えのある作品。

目次

第1章 誕生(職を失った革命家
日印親善は台所から ほか)
第2章 成長(インド人コックの来日
天才ナイルの大阪万博 ほか)
第3章 危機と復活(「ナイルレストラン」史上最大の事件
火事からの見事な復活 ほか)
第4章 謳歌(ナイルの花火大会
ナイルの芸能活動 ほか)
第5章 老舗(ムルギランチの謎
変わらないメニュー ほか)

出版社・メーカーコメント

日本最古のインド料理店の知られざる歴史

リニューアルした歌舞伎座の前にあるインド料理店『ナイルレストラン』。日本で最古のインド料理店の三代に渡る歴史を繙きつつ、日本のカレー文化の歩みを明かす。カリー番長水野仁輔氏渾身のノンフィクション作品。

著者紹介

水野 仁輔 (ミズノ ジンスケ)  
1974年静岡県生まれ。大学進学で上京後、インド料理店で働き経験を積み、99年に男性八人組の出張料理集団「東京カリ〜番長」を結成。全国各地のイベントでカレーのライブクッキングを実施。2008年に男性四人組の日印混合インド料理集団「東京スパイス番長」を結成し、毎年インドを訪れて料理の研鑽を積む。「イートミー出版」を立ち上げ、マニアックなカレー本の制作を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)