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霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない 4

ガガガ文庫 ガあ17−4

出版社名 小学館
出版年月 2023年6月
ISBNコード 978-4-09-453131-2
4-09-453131-9
税込価格 792円
頁数・縦 227P 15cm
シリーズ名 霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない

商品内容

要旨

解き放たれたのは「神様」と呼ばれる超常の存在。暴走を開始したアレは世界を壊せるもの。アレは世界を、人間を、生物を呪っている。そして、その殺意は伝染する。神様の呪いの影響を受けた人間は殺意に取り憑かれ、他者を襲い殺す。混乱した世界はやがて藤花と朔をも呑み込み、破滅へと突き進む。世界を救う道はひとつ、神様を殺すこと―つまり「神殺し」。神殺しのためには「藤咲の女たち」が必要であり、特に藤咲藤花は重要な存在なのだという…。「かみさま」になりそこねた少女とその従者の物語は、ここに終演を迎える。

出版社・メーカーコメント

地獄巡りの終着。滅びゆく世界と二人の未来  地獄巡りの末に、藤花と朔は「神様」と逢った。山査子の座敷牢に囚われていた神様と呼ばれる超常の存在はーー力を抑えていた異能消去者の逃亡によりーー暴走を開始。神様という名のアレは世界を滅ぼせる怪物。アレは、世界を呪っている。人間を呪っている。生物を呪っている。海を。陸を。空を。生者を。死者を。なにもかもを呪い続けている。そして、その殺意は伝染する。神様の呪いの影響を受けた者は壊れ、殺意に取り憑かれ、他者を襲い殺す。伝染した人間や動物は呪いの新たな感染源となり、殺意を世界に伝播させていく。混乱した世界はやがて藤花と朔をも呑み込み、破滅へと突き進む。世界を救う道はひとつ、神様を殺すことーーつまり「神殺し」。その神殺しのためには「藤咲の女たち」が必要であり、特に藤咲藤花は需要な存在なのだという……。「かみさま」になりそこねた少女とその従者の物語は、ここに終演を迎える。