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土偶を読む図鑑

出版社名 小学館
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-09-682396-5
4-09-682396-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 109P 18×19cm

商品内容

要旨

「土偶は植物をかたどったフィギュアである」という土偶の歴史を覆す「竹倉新説」で話題騒然。イコノロジー(図像解釈学)と実証データ(考古学)の両方を用いて、土偶のデザインを「解読する」過程を豊富な図版によって追体験できるビジュアルブック!

目次

1 縄文時代土偶基礎知識(全国土偶出土マップ
土偶年代別グラフ
各期の土偶 ほか)
2 竹倉流土偶の読み方(堅果類モチーフの土偶
貝類モチーフの土偶
穀類モチーフの土偶 ほか)
3 新発見の竹倉土偶論(縄文の女神
仮面の女神
バンザイ土偶 ほか)

出版社・メーカーコメント

土偶はフィギュア!?見てナットク土偶図鑑2021年4月に晶文社より刊行された書籍、『土偶を読む』(著/竹倉史人)のユニークな新説(土偶は植物や貝類をかたどったフィギュアである)を、豊富な写真やイラストで読み解くビジュアル図鑑です。竹倉説の証拠となる9種の土偶(ハート形土偶/中空土偶/合掌土偶/山形土偶/結髪土偶/刺突文土偶/星形土偶/みみずく土偶/遮光器土偶/縄文のヴィーナス)に加えて、『土偶を読む』には載らなかった国宝、重要文化財の土偶を多数掲載。本書で初めて言及される最新の竹倉説で読み解く土偶も収録します。同年7月には北海道と北東北の縄文遺跡群が世界文化遺産に登録され、縄文時代や土偶に注目が集まっています。妊娠した女性を象ったとされる従来の土偶論を覆し、考古学者も驚愕した竹倉説を楽しみつつ、縄文人の美意識に触れる「アートブック」としても手にとっていただきたい一冊です。

著者紹介

竹倉 史人 (タケクラ フミト)  
1976年、東京都生まれ。人類学者。慶應義塾大学法学部、武蔵野美術大学映像学科を中退後、東京大学文学部宗教学・宗教史学科を卒業。東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程満期退学。独立研究者として執筆・講演・大学講師などの活動を行っている。世界各地の神話、儀礼、考古遺物の分析を通して数万年におよぶ人類の精神史(インテレクチュアル・ヒストリー)を研究中。著書に『土偶を読む―30年間解かれなかった縄文神話の謎』(晶文社、第43回サントリー学芸賞&第24回みうらじゅん賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)