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字のないはがき

出版社名 小学館
出版年月 2019年5月
ISBNコード 978-4-09-726848-2
4-09-726848-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 1冊(ページ付なし) 28cm

商品内容

文学賞情報

2020年 第1回 親子で読んでほしい絵本大賞受賞

要旨

何度読んでも泣けてしまう…。教科書にものっている名エッセイが絵本になりました。向田邦子さん作品のなかでも、とりわけ愛され続ける名作「字のない葉書」は、戦争中の向田さん一家のちいさな妹と、いつもはこわいけれど愛情の深いお父さんのエピソードを綴った感動の実話。お子さまとぜひ語り合ってください。

おすすめコメント

【あらすじ】戦争時代、ちいさな妹が疎開するとき、お父さんはちいさな妹に、「元気なときは大きな○を書くように」と、たくさんのはがきを渡しました。しかし、大きな○がついたはがきは、すぐに小さな○になり、やがて×になり・・・。 【直木賞作家2人の夢の共演!】当代人気作家の角田光代と西加奈子の最強コンビで美しい絵本によみがえりました。大の向田ファンで知られる角田光代の渾身の描写と西加奈子の大胆な構図と色彩をぜひ堪能してください。

著者紹介

向田 邦子 (ムコウダ クニコ)  
1929年生まれ。脚本家、エッセイスト、小説家。テレビ番組「寺内貫太郎一家」「阿修羅のごとく」など数多くの脚本を執筆する。’80年直木賞受賞。自身の家族を題材にした珠玉のエッセイに今なお惹かれる読者が多い。’81年8月22日、飛行機事故で死去
角田 光代 (カクタ ミツヨ)  
1967年生まれ。小説家。’90年デビュー作『幸福な遊戯』で海燕新人文学賞受賞。『キッドナップ・ツアー』で’99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、’03年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、’05年『対岸の彼女』で直木賞、’06年『ロック母』で川端康成文学賞、’07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞ほか受賞多数
西 加奈子 (ニシ カナコ)  
1977年生まれ。小説家。イラン・テヘラン生まれ。エジプト・カイロ、大阪府育ち。’04年『あおい』でデビュー。’05年『さくら』、’06年『きいろいゾウ』発表、ベストセラーに。’15年『サラバ!』で直木賞を受賞。自著の装丁や個展開催など、独特の色彩、トリミングで描く絵にも評価が高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)