• 本

池波正太郎の食卓

新潮文庫

出版社名 新潮社
出版年月 2004年4月
ISBNコード 978-4-10-145321-7
4-10-145321-7
税込価格 693円
頁数・縦 251P 16cm

商品内容

要旨

こよなく食べることを大事にした人、「食通」や「グルメ」でなく、本物の「食道楽」だった人―池波正太郎が愛したその味を、思い出や作品世界にふれながら、書生を十年つとめた男とゆかりの料理人二人が完全再現。四季折々の味を和洋二編、十二ヶ月に分けて徹底紹介する。豊富なカラー写真に加えて、親切指導のレシピ付き。読んで良し、作って良し、食べて良し、大満足の一冊。

目次

和食編(卯月―屋台から出世して、いまや“TEMPURA”は国際語。
皐月―鰹の食い方で男の器量が知れる。
水無月―朝飯の夢…わが家では所詮、夢か。
文月―百千の川に百千の鮎あり。夏が来た。
葉月―鰻の食い方は永遠に上方と江戸の喧嘩の種。 ほか)
洋食編(卯月―はて、ロールキャベツの国籍はどこだろう…。
皐月―クルケット変じてコロッケの和魂洋菜。
水無月―カレーライスなくして日本の食卓なし。
文月―コキールか、コキーユか。帆立貝に尋いてみるか…。
葉月―じゃがいも好きはなぜか絵がうまい。 ほか)

著者紹介

佐藤 隆介 (サトウ リュウスケ)  
1936(昭和11)年、東京生れ。雑文製造処「鉢山亭」主人。広告代理店のコピーライターを経て、池波正太郎の書生をつとめた。現在は、酒・食・器の「食卓に関わるもの」のみにテーマを絞り文筆活動を営む
近藤 文夫 (コンドウ フミオ)  
1947(昭和22)年、東京生れ。「てんぷら近藤」店主。’66年に「山の上ホテル」入社、’71年、「てんぷらと和食山の上」の料理長となる。’91(平成3)年に独立し、「てんぷら近藤」を銀座で開店した
茂出木 雅章 (モデギ マサアキ)  
1939(昭和14)年、東京生れ。「たいめいけん」店主。大学卒業とともに、父・心護が’31年に開いた日本橋の洋食屋「たいめいけん」に入店。コック見習からサービスまでを厳しく仕込まれ、’78年に二代目主人となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)