• 本

会話の0.2秒を言語学する

出版社名 新潮社
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-10-356431-7
4-10-356431-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 236P 20cm

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要旨

「言語化」や「うまく伝えること」といったコミュニケーションの問題に悩むビジネスパーソンは少なくない。だが一方で、我々は誰しも普段の会話で驚くべき芸当をこなしている。相手の話を聴き、それを解釈して自分の言いたいことをまとめて発話する、というプロセスを、平均わずか0.2秒の間に行っているのだ。本書では、会話における発話と発話の間の0.2秒のプロセスに着目し、語用論、統語論、形式意味論、認知意味論といった言語学の理論を散りばめながら、コミュニケーションのメカニズムを、わかりやすい例を豊富に挙げ解説する。0.2秒のプロセスの第一歩は、相手の話の「解釈」だが、我々は相手の意図を正しく復元するのではなく、「推論」を行っているのだという。著者は出版社で編集者として勤務するかたわら、YouTube、Podcastチャンネル「ゆる言語学ラジオ」で話し手を務める。同チャンネルのYouTube登録者数は36万人超。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2025年11月7日]

商品内容

要旨

相手に返事をするまで0.2秒。謎解きをするうちに、いつのまにか言語学を学んでいた―。「ゆる言語学ラジオ」スピーカーが、言葉をうまく伝えられずに悩むあなたに贈る。

目次

第一章 コミュニケーション上手になるための「語用論」(イギリスの裁判所を揺らした発言
大ポカした就職面接「会いたい人は?」 ほか)
第二章 ことばには“奥行き”がある(インドの新聞に躍った見出し「ドナルド・トランプの死」
言語学者が最も注目する「単語の並べ方」 ほか)
第三章 あなたは「ネコ」の意味さえ説明できない(君の言っているのとぼくの言うのとは意味が違うんだよ
意味の研究、難解すぎる ほか)
第四章 言語化の隠れた立役者たち(「なぜサッチャーはこうも頻繁に話を遮られるのか」論文
自殺予防センターで生まれた「会話分析」 ほか)
終章 世界は広い!驚きのコミュニケーション(なんでそうなる?あの国この国
日本でも違う、東北と近畿 ほか)

出版社・メーカーコメント

会話で相手に返事をするまでの間に、頭の中で何が起きている?「ゆる言語学ラジオ」の著者が、日常の奇跡を解き明かす、大興奮の一冊。言葉で悩んでしまうあなたに。

著者紹介

水野 太貴 (ミズノ ダイキ)  
1995年生まれ。愛知県出身。名古屋大学文学部卒。専攻は言語学。出版社で編集者として勤務するかたわら、YouTube、Podcastチャンネル「ゆる言語学ラジオ」で話し手を務める。同チャンネルのYouTube登録者数は36万人超(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)