「肌色」の憂鬱 近代日本の人種体験
中公叢書
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2014年7月 |
ISBNコード |
978-4-12-004627-8
(4-12-004627-3) |
税込価格 | 2,530円 |
頁数・縦 | 390P 20cm |
商品内容
要旨 |
明治以降、「西洋化」を追求、日露戦争後に「一等国」の地位を獲得し、唯一の非西洋国として列強に参入した近代日本。だが、待ち受けていたのは、昂揚する黄禍論、パリ講和会議における人種平等案挿入の失敗、アメリカの排日移民法制定など、西洋からの人種的排除であった。本書は、近代日本が人種的差異をいかに捉えられてきたのか、タブー視されてきたその心性の系譜を、洋行エリートたちの人種体験を通して考察する。 |
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目次 |
序章 近代日本の自己矛盾 |
出版社 商品紹介 |
明治以降、「西洋化」を追求した日本は、自らの人種的差異をいかに捉えられてきたのか。タブー視されてきたその心性の系譜をたどる。 |