ライプニッツの情報物理学 実体と現象をコードでつなぐ
中公叢書
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2016年2月 |
ISBNコード |
978-4-12-004766-4
(4-12-004766-0) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 265P 20cm |
商品内容
要旨 |
ライプニッツは、一片の物体から得た情報によって世界の歴史をすべて見通すことも可能だという。この「法外な」主張を読み解くカギは「形而上学」の衣をまとった情報理論である。彼の形而上学は、1695年の情報論的転回をへて、晩年の『モナドロジー』に至る。その過程でモナド界がどのようにして、空間、時間、およびその中での現象を生み出すのかというシナリオが形成される。その核となるのは、神によるモナドのプログラミング、およびモナドの状態遷移が神のコードにより現象へ変換されるという「情報理論」である。没後300年にふさわしい斬新な新解釈! |
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目次 |
第1部 力学の基礎は情報の形而上学(ライプニッツの情報論的転回 |
おすすめコメント
ライプニッツの哲学を情報理論の観点から読み解くとどうなるか。モナドロジーが開示する宇宙の真理を哲学と科学の両面から明らかに。