遊女の文化史 ハレの女たち
中公新書 853
出版社名 | 中央公論社 |
---|---|
出版年月 | 1987年10月 |
ISBNコード |
978-4-12-100853-4
(4-12-100853-7) |
税込価格 | 836円 |
頁数・縦 | 245,4P 18cm |
商品内容
要旨 |
遊女とはかつて「性」を「聖なるもの」として生き、神々と共に遊んだ女たちであった。本書は従来の遊女史の枠を越え、万葉集、謡曲、梁塵秘抄、から御伽草子、近松、西鶴、荷風、吉行淳之介に至るまで、文学に現われた遊女像の系譜を辿りつつ、文化を育んだ「遊び」の姿を明らかにする。ホイジンガの遊戯論に示唆され、比較文学の手法を駆使して試みられた遊女論であると共に、新しい文化論、女性論への展望を拓く意欲作。 |
---|---|
目次 |
第1部 色恋と歌舞の女神(イシュタルの章―古代における性と遊びの位相 |