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蝦夷の末裔 前九年・後三年の役の実像

中公新書 1041

出版社名 中央公論社
出版年月 1991年9月
ISBNコード 978-4-12-101041-4
4-12-101041-8
税込価格 858円
頁数・縦 221P 18cm

商品内容

要旨

平安時代中期、陸奥の北上川中流域を席巻していた安倍氏と、出羽の山北地方一帯を押さえていた清原氏は、その勢力が最大に拡張したとき、国家権力の介入を招いて滅亡の災禍に見舞われる。前九年の役、後三年の役の両合戦である。古代東北史を語る上で不可欠の大事件にも拘わらず、顛末を伝える史料に乏しく、検証も疎かにされてきた両合戦の実像を、厳密な史料批判のもと再検討し、蝦夷の末裔である安倍・清原氏の興亡を描く。

目次

平安時代の東北史
六郡支配への道程〈安倍氏の場合〉
山北支配への道程〈清原氏の場合〉
前九年の役を考える
後三年の役を考える