
韓非子 不信と打算の現実主義
中公新書 1695
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2003年5月 |
ISBNコード |
978-4-12-101695-9
(4-12-101695-5) |
税込価格 | 814円 |
頁数・縦 | 211P 18cm |
商品内容
要旨 |
紀元前三世紀、韓の王族に生まれ、荀子に学んだ韓非は、国を憂えて韓王を諫めるも容れられず、憤慨して著述に向かう。その冷徹な思想は秦の始皇帝をも魅了し、「この人物に会えたら死んでもよい」と言わしめた。人間の本性は善か悪か。真の為政者はいかにあるべきか。『韓非子』五十五篇を読み解くのみならず、マキアベリ、ホッブズらの西洋思想と比較して、いまなお輝きを放ち続ける「究極の現実主義」の本質に迫る。 |
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目次 |
第1章 殷周から春秋戦国へ(神の時代の終焉 |