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物語ベルギーの歴史 ヨーロッパの十字路

中公新書 2279

出版社名 中央公論新社
出版年月 2014年8月
ISBNコード 978-4-12-102279-0
4-12-102279-3
税込価格 924円
頁数・縦 244P 18cm

商品内容

要旨

ビールやチョコレートなどで知られるベルギー。ヨーロッパの十字路に位置したため、古代から多くの戦乱の舞台となり、建国後もドイツやフランスなどの強国に翻弄されてきた。本書は、19世紀の建国時における混乱、植民地獲得、二つの世界大戦、フランス語とオランダ語という公用語をめぐる紛争、そして分裂危機までの道のりを描く。EU本部を首都に抱え、欧州の中心となったベルギーは、欧州の問題の縮図でもある。

目次

序章 ベルギー前史
第1章 ベルギー独立―一八三〇〜六四年
第2章 帝国主義と民主主義―一八六五〜一九〇九年
第3章 二つの大戦と国王問題―一九〇九〜四四年
第4章 戦後復興期―一九四五〜五九年
第5章 連邦国家への道―一九六〇〜九二年
第6章 分裂危機―一九九三年〜
終章 「合意の政治」のゆくえ

著者紹介

松尾 秀哉 (マツオ ヒデヤ)  
1965年生まれ。一橋大学社会学部卒業後、民間企業勤務を経て、2007年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。聖学院大学政治経済学部准教授などを経て、14年より北海学園大学法学部教授。専門は比較政治、西欧政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)