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ロラン・バルト 言語を愛し恐れつづけた批評家

中公新書 2339

出版社名 中央公論新社
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-12-102339-1
4-12-102339-0
税込価格 880円
頁数・縦 213P 18cm

商品内容

要旨

『恋愛のディスクール・断章』『記号の国』で知られる批評家ロラン・バルト(一九一五‐八〇)。「テクスト」「エクリチュール」など彼が新たに定義し生み出した概念は、二十世紀の文学・思想シーンを次々と塗り替えた。デビュー以来、文学言語のみならず、モードから写真、日本論に至るまで華麗な批評活動を展開。晩年には「小説の準備」へと向かった、この多彩な思考の全体像を端正な文体によって浮き彫りにする。

目次

プロローグ 一九一五〜一九四六年
第1章 文学の道へ―一九四六〜一九五六年
第2章 記号学の冒険―一九五六〜一九六七年
第3章 ロマネスクのほうへ―一九六七〜一九七三年
第4章 テクストの快楽―一九七三〜一九七七年
第5章 新たな生―一九七七〜一九八〇年
エピローグ 一九八〇年〜

おすすめコメント

『テクストの快楽』の批評家ロラン・バルト。20世紀の文学・思想シーンを塗り替えた華麗な批評活動とその生涯を描く。生誕100年

著者紹介

石川 美子 (イシカワ ヨシコ)  
徳島県生まれ。1980年、京都大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程を経て、92年パリ第7大学で博士号取得。フランス文学専攻。現在、明治学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)