原発事故と「食」 市場・コミュニケーション・差別
中公新書 2474
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2018年2月 |
ISBNコード |
978-4-12-102474-9
(4-12-102474-5) |
税込価格 | 902円 |
頁数・縦 | 220P 18cm |
商品内容
要旨 |
農水産物の一大供給地であった福島は、3・11以後、現在にいたるまで、「デマ」や風評が飛び交い、苦しい状況に追い込まれている。一方で、原発事故と震災の忘却は着実に進行している。本書は、流通や市場の課題、消費者とのコミュニケーション、差別の問題などから、「食」について多面的に論じる。「食」を通して、あの事故がもたらした分断を乗り越えられるのか―。これからの社会を考える試み。 |
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目次 |
序章 分断された言説空間 |
おすすめコメント
事故から7年を経て、今なお問題をこじらせるものは何か? 流通や市場における課題、リスクコミュニケーションの手法などを考える。私たちが口にする「食」を通して、これからの対話を考える試み。