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陸奥宗光 「日本外交の祖」の生涯

中公新書 2509

出版社名 中央公論新社
出版年月 2018年10月
ISBNコード 978-4-12-102509-8
4-12-102509-1
税込価格 990円
頁数・縦 303P 18cm

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要旨

混迷きわめる現代の国際情勢に、国内世論を一つにまとめつつ、どのような外交政策で立ち向かえばいいのか。我々は才ある政治家を選ぶとともに、民主主義のもと、一人ひとりの国民がそのことについて考えていかなければならない。そのためのヒントになる明治期に活躍した政治家がいる。陸奥宗光だ。本書では、列国との「不平等」条約を改める条約改正や日清戦争での活躍で知られ、「日本外交の祖」とも言うべき陸奥宗光の生涯をたどり、その功績と人物像を検証。坂本龍馬の海援隊で頭角を現し、伊藤博文、井上馨らとの人脈を生かしながら近代日本の国際的地位の確立という偉業を成し遂げた陸奥は、対外交渉そのものよりも、外交政策をまとめる国内政治に手腕を発揮したようだ。著者は、首都大学東京法学部助教で、日本政治外交史を専攻している。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2018年12月4日]

商品内容

要旨

条約改正や日清戦争の難局を打開した外交指導者、陸奥宗光。幕末の紀州に生まれた彼は、坂本龍馬のもと海援隊で頭角を現す。明治新政府において県知事などを務めるが、政府転覆計画に関与し投獄される。出獄後、欧州遊学を経て再起し、駐米公使としてメキシコと対等条約を締結。1892年、伊藤博文内閣の外務大臣に就任し、条約改正や日清戦争で手腕を発揮した。最新の研究成果をもとに、「日本外交の祖」の実像に迫る。

目次

第1章 幕末―紀州出身の志士
第2章 維新官僚―能吏の自負と焦燥
第3章 獄中生活とヨーロッパ遊学
第4章 議会開設前後―再び政府のなかで
第5章 条約改正
第6章 日清戦争
第7章 日清戦後の内外政―知られざるもう一つの活動期
終章 近代日本と陸奥宗光―陸奥をめぐる人々

おすすめコメント

条約改正や日清戦争を導いた外交指導者、陸奥宗光。幕末、御三家・紀州に生まれた陸奥は、坂本龍馬のもとで頭角を現す。そして明治新政府では知事などを務め地租改正の初期段階も担うが、政府転覆計画に関与し投獄される。出獄後、ヨーロッパ遊学を経て再起し、駐米公使としてメキシコと対等条約を締結。さらに外務大臣となって伊藤博文首相とともに条約改正・日清戦争に相対した。本書は最新の研究成果をもとに、外交手腕から内政への情熱まで、「日本外交の祖」の実像に迫る。

著者紹介

佐々木 雄一 (ササキ ユウイチ)  
1987年、東京都生まれ。2011年、東京大学法学部卒業。16年、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、博士(法学)。東京大学特任研究員、首都大学東京都市教養学部法学系助教を経て、18年より首都大学東京法学部助教。専攻は日本政治外交史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)