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百年戦争 中世ヨーロッパ最後の戦い

中公新書 2582

出版社名 中央公論新社
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-12-102582-1
4-12-102582-2
税込価格 1,012円
頁数・縦 286P 18cm

商品内容

要旨

フランスを主戦場として英仏王家が攻防を繰り広げた百年戦争(一三三七〜一四五三)。イングランドの大陸領をめぐる積年の対立に、フランス王位継承権争いが絡んで勃発した。当初イングランドが優勢だったが、ジャンヌ・ダルクによるオルレアン解放後、フランスが巻き返して勝利する。戦乱を経て、英仏双方で国民意識はどのように生まれたか。ヨーロッパ中世に終止符を打った戦争の全貌を描き、その歴史的意義を解明する。

目次

序章 中世のイングランドとフランス―一〇六六〜一三四〇年
第1章 イングランドの陸海制覇―一三三七〜五〇年
第2章 フランス敗戦下の混乱―一三五〇〜六〇年
第3章 平和条約をめぐる駆け引き―一三六〇〜八〇年
第4章 教会大分裂下の休戦と内戦―一三七八〜一四一二年
第5章 英仏連合王国の盛衰―一四一三〜三六年
第6章 フランス勝利への戦略―一四三七〜五三年
終章 百年戦争は何を遺したのか

おすすめコメント

フランスを主戦場に英仏王家が断続的に戦った百年戦争。長くて複雑でわかりにくい戦いの全貌を描き、その歴史的意義を明らかにする。

著者紹介

佐藤 猛 (サトウ タケシ)  
1975年、北海道に生まれる。北海道大学文学部卒業。同大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学・北海道大学)。現在、秋田大学教育文化学部准教授。専門は中世フランス史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)