幣原喜重郎 国際協調の外政家から占領期の首相へ
中公新書 2638
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2021年4月 |
ISBNコード |
978-4-12-102638-5
(4-12-102638-1) |
税込価格 | 968円 |
頁数・縦 | 274P 18cm |
商品内容
要旨 |
戦前に外相を4度務め、経済重視の国際協調を主導、戦後は占領下、首相として日本国憲法制定に尽力した幣原喜重郎。外交官の中枢を歩み、欧米との関係を重視した「幣原外交」は、軟弱と批判されながらも中国への不干渉を貫き、政党政治を支えた。満洲事変後の軍部台頭に引退を余儀なくされるが敗戦後、昭和天皇に請われ復活。民主化や憲法9条の成立に深く関与する。激動の昭和期、平和を希求し続けた政治家の実像に迫る。 |
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目次 |
序章 生い立ち―幣原家の次男 |
出版社・メーカーコメント
戦前に外相を4期務め、経済中心の国際協調を主導、戦後は占領下、首相として日本国憲法制定に尽力した幣原喜重郎(1872〜1951)。外務省の中枢を歩み、外相として欧米との関係を重視した「幣原外交」は軟弱と批判されながらも、中国への不干渉を貫き政党政治を強く支持した。満洲事変後の軍部台頭に引退を余儀なくされるが敗戦後、首相として復権。民主化や日本国憲法「第9条」成立に深く関与する。激動の昭和期、平和を希求し続けた政治家の実像に迫る。