• 本

天正伊賀の乱 信長を本気にさせた伊賀衆の意地

中公新書 2645

出版社名 中央公論新社
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-12-102645-3
4-12-102645-4
税込価格 968円
頁数・縦 261P 18cm

商品内容

要旨

三重県西部の伊賀市・名張市エリアはかつて伊賀国と呼ばれた。戦国時代、この小国は統治者がおらず、在地領主たちが割拠していた。一五七九年、織田信長の次男信雄は独断でこの地に侵攻。挙国体制で迎え撃った伊賀衆は地の利を生かして巧みに抗戦し、信雄は惨敗を喫した。信長から厳しく叱責された信雄は翌々年、大軍勢を率いて再び襲いかかる―。文献を博捜した著者が、強大な外敵と伊賀衆が繰り広げた攻防を描く。

目次

序章 伊賀国の特殊性
第1章 乱勃発前夜
第2章 織田信長と伊賀衆の関係
第3章 北畠信雄の独断と挫折―第一次天正伊賀の乱
第4章 織田軍の大侵攻―第二次天正伊賀の乱
第5章 伊賀衆残党の蜂起―第三次天正伊賀の乱
終章 近世の幕開き

出版社・メーカーコメント

織田信長の次男信雄の侵攻を撃退した伊賀国に、2年後、織田の大軍が再び襲いかかる。強大な外敵に立ち向かった伊賀衆の戦いを描く。

著者紹介

和田 裕弘 (ワダ ヤスヒロ)  
1962年(昭和37年)、奈良県に生まれる。戦国史研究家。織豊期研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)