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キリスト教美術史 カラー版 東方正教会とカトリックの二大潮流

中公新書 2718

出版社名 中央公論新社
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-12-102718-4
4-12-102718-3
税込価格 1,056円
頁数・縦 204P 18cm

商品内容

要旨

ローマ帝国時代、信仰表明や葬礼を目的として成立したキリスト教美術。四世紀末に帝国は東西分裂し、やがて二つの大きな潮流が生まれる。一方は、一〇〇〇年にわたって不変の様式美を誇ったビザンティン美術。他方は、ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロックと変革を続けたローマ・カトリックの美術である。本書は、壮大なキリスト教美術の歴史を一望。一〇〇点以上のカラー図版と共に、その特徴と魅力を解説する。

目次

第1章 キリスト教美術の誕生
第2章 帝国の後ろ盾とキリスト教美術
第3章 カロリング朝とオットー朝の美術
第4章 ビザンティン美術
第5章 ロマネスク美術
第6章 ゴシック美術
第7章 ルネサンス美術
第8章 バロック美術

出版社・メーカーコメント

ローマ帝国下、信仰表示や葬礼を目的としたキリスト教美術が成立。やがて4世紀にローマ帝国が東西に分割されたことによって、二大潮流が形成される。一方は、1000年にわたり不変の様式美を誇ったビザンティン美術、もう一方は、カロリング朝、オットー朝、ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロックと変革を続けたローマン・カトリック美術である。本書は、絢爛たるキリスト教美術の歴史を一望。100点以上の図版をフルカラーで解説する。

著者紹介

瀧口 美香 (タキグチ ミカ)  
2003年早稲田大学大学院博士課程中退。ロンドン大学コートールド研究所にて博士号取得。ビザンティン美術史専攻。明治大学准教授。シリア、ヨルダンの舗床モザイク、クレタ島のフレスコ壁画、セルビア、コソボ、マケドニアの聖堂装飾に関心を持ち、各国でフィールドワークを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)