田中耕太郎 闘う司法の確立者、世界法の探求者
中公新書 2726
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2022年11月 |
ISBNコード |
978-4-12-102726-9
(4-12-102726-4) |
税込価格 | 1,034円 |
頁数・縦 | 298P 18cm |
商品内容
文学賞情報 |
2023年
第24回
読売・吉野作造賞受賞 |
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要旨 |
戦前、論壇人、東大教授として大学自治を守ろうとした田中耕太郎。戦後は文相に就き教育基本法制定に尽力。復古主義・共産主義を排し新憲法を強く支持した。参院議員を経て最高裁長官就任後は10年の在任中、松川・砂川事件など重要判決を主導、「反動」と誹られながらも脆弱だった司法権を確立。退任後は国際司法裁判所判事に選出される。激動の時代、学界・政界・司法の場で奮闘し戦後日本を形作ったカトリックの自由主義者の生涯。 |
目次 |
第1章 鹿児島生まれの「コスモポリタン」 |
出版社・メーカーコメント
戦前、論壇人、東大教授として大学自治を守ろうとした田中耕太郎。戦後は文相に就き、教育基本法制定に尽力。復古主義・共産主義を排し新憲法を強く支持した。参院議員を経て最高裁長官就任後は10年の在任中、松川・砂川事件など重要判決を主導、「反動」と誹られながらも脆弱だった司法権を確立。退任後は国際司法裁判所裁判官に選出される。激動の時代、学界・政界・司法の場で奮闘し戦後日本を形作ったカトリックの自由主義者の生涯。