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流出する日本人 海外移住の光と影

中公新書 2794

出版社名 中央公論新社
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-12-102794-8
4-12-102794-9
税込価格 924円
頁数・縦 216P 18cm

商品内容

要旨

日本人の海外「流出」が注目を集めている。ワーキングホリデーの若者、子育て世代、富裕層、技術者や研究者、リタイア世代。日本をなぜ離れるのか。海外移住にはどんなリスクがあるのか。移住研究の第一人者が、当事者へのインタビューやデータをもとに実態に迫る。自由な環境で実力を発揮する人々から、悪徳業者に騙される若者、帰国したくてもできない離婚者まで、海外で暮らす人々の明暗と日本への影響。

目次

序章 日本人の海外移住の歴史
第1章 日本の人口減少と世界の移民政策―移住をめぐる構造変化
第2章 若者たちの海外移住―ワーキングホリデーの光と影
第3章 「自己実現」と「生きやすさ」を求めて
第4章 日本が抱えるリスクと不確実性
第5章 移住先の選択―文化から税制まで
第6章 海外移住の影―永住のハードルと移住後のリスク
第7章 日本の未来と政策の選択肢―誰もが住み続けたい日本へ

出版社・メーカーコメント

日本人の海外移住が注目を集めている。ワーキングホリデーの若者、子育て世代、富裕層、技術者や研究者、リタイア世代。日本をなぜ離れるのか。海外移住にはどんなリスクがあるのか。移住研究の第一人者が、日本人移住者へのインタビューやデータをもとに実態に迫る。自由な環境で実力を発揮する人々から、悪徳業者に騙される若者、帰国したくてもできない離婚者まで、海外で暮らす人々の明暗と日本への影響。

著者紹介

大石 奈々 (オオイシ ナナ)  
メルボルン大学アジア研究所准教授。移民政策学会理事。ハーバード大学大学院社会学研究科博士課程修了(社会学博士)。国際労働機関(ILO)政策分析官、国際基督教大学准教授、上智大学教授などを経て2013年から現職。専門は日本研究、移住研究、国際社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)