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日本の財政 破綻回避への5つの提言

中公新書 2802

出版社名 中央公論新社
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-12-102802-0
4-12-102802-3
税込価格 946円
頁数・縦 232P 18cm

商品内容

要旨

コロナ禍、ウクライナ危機を経てインフレ転換した世界経済。有事対応で財政出動を繰り返した日本は、債務残高対GDP比で先進国最悪である。デフレ下でこそ持ちこたえられた財政には新たな破綻シナリオもよぎる。日本の危機的状況を再確認するとともに、立て直しの方策として、税制と財政ルールの改革、成長戦略、セーフティネット構築、ワイズスペンディングなど5つを提言。未来につなぐ財政民主主義のあり方を問う。

目次

序章 財政の機能と国民意識
第1章 日本の現状と課題
第2章 財政政策の可能性と幻想
第3章 財政赤字の政治経済学
第4章 経済再生に向けた新陳代謝
第5章 21世紀の税制
第6章 多様な時代のセーフティネット
第7章 どうやって財政再建するか

出版社・メーカーコメント

コロナ禍とウクライナ危機を経てインフレ転換した世界経済。日本も有事対応で財政出動を繰り返し、対GDP比の債務残高は先進国ワーストである。デフレ下でこそ持ちこたえられた財政は今や沈没寸前だ。危機的状況を再確認するとともに、立て直しの方策として、税制と財政ルールの改革、成長戦略、セーフティネット構築、ワイズスペンディングなど5つの方策を提言。日本社会を未来につなぐ財政民主主義のあり方とは。

著者紹介

佐藤 主光 (サトウ モトヒロ)  
1969年生まれ。1992年一橋大学経済学部卒業。98年カナダ・クイーンズ大学経済学部Ph.D.取得。一橋大学講師、准教授などを経て、2009年より一橋大学経済学研究科教授。23年より同大学経済学部学部長。政府税制調査会委員・特別委員、財務省財政制度等審議会委員、内閣府規制改革推進会議委員など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)