書とはどういう芸術か 筆蝕の美学
増補版
中公新書 2849
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2025年3月 |
ISBNコード |
978-4-12-102849-5
(4-12-102849-X) |
税込価格 | 1,100円 |
頁数・縦 | 252P 18cm |
シリーズ名 | 書とはどういう芸術か |
商品内容
要旨 |
書は紙と筆と墨の芸術である。墨跡には深度・速度・角度と力が秘められている。書の美は草書体に萌芽し、楷書体とその基本運筆「三折法」の成立により完成したが、そこには石と紙の争闘史があった。筆と紙の接点に生じる力(筆蝕)こそ書の美の核心で、文字でなく言葉を書くところに書の価値はある。甲骨文から前衛書道までを読み解き、書の表現を歴史的、構造的に解明したロングセラーに、新章「現代の作家の書」を収録。 |
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目次 |
序章 書はどのようなものと考えられてきたか |
出版社・メーカーコメント
甲骨文から前衛書道までを読み解き、書の表現を歴史的、構造的に解き明かしたロングセラーに新章「現代の作家の書」を収録。