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人類史の精神革命 ソクラテス、孔子、ブッダ、イエスの生涯と思想

中公選書 129

出版社名 中央公論新社
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-12-110130-3
4-12-110130-8
税込価格 1,870円
頁数・縦 349P 20cm

商品内容

要旨

哲人ソクラテス、聖人孔子、覚者ブッダ、預言者イエス。前五世紀以降、四人の始祖の思索と行動により、哲学と普遍宗教が生まれた。「精神革命」という人類史における大転換期である。ギリシアで哲学が誕生、中国で儒教が成立、インドで仏教が勃興、イスラエルでユダヤ教とキリスト教が形成。なぜ東西の地で同時並行的に、思想の変革が起きたのか?原典をふまえ、平易な筆致によって克明に描出。この人類史の謎と意義を解明する。

目次

序章 精神革命とは何か
第1章 哲人ソクラテス―ギリシアにおける精神革命
第2章 聖人孔子―中国における精神革命
第3章 覚者ブッダ―インドにおける精神革命
第4章 ユダヤの誕生―イスラエルにおける精神革命1
第5章 預言者イエス―イスラエルにおける精神革命2
終章 精神革命と現代の課題

出版社・メーカーコメント

現世人類が誕生した人類革命、農耕が始まった農業革命、文明が現れた都市革命、哲学と普遍宗教が成立した精神革命、近代科学を形成した科学革命。人類史の五つの大転換期である。本書では、前五世紀以降、ソクラテス・孔子・ブッダ・キリストの思索と行動により、ギリシアで哲学、中国で儒教、インドで仏教、イスラエルでキリスト教が生まれた精神革命の全容を描く。なぜ東西の地で平行して思想の変革が起きたのか、人類史の謎を解明する。

著者紹介

伊東 俊太郎 (イトウ シュンタロウ)  
1930年東京生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。Ph.D.(科学史・米国ウィスコンシン大学)。東京大学教養学部教授、国際日本文化研究センター教授を経て、東京大学名誉教授・国際日本文化研究センター名誉教授・麗澤大学名誉教授。日本科学史学会会長(2001‐09年)、日本比較文明学会名誉会長、国際比較文明学会名誉会長。2020年文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)