関東大震災がつくった東京 首都直下地震へどう備えるか
中公選書 137
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2023年5月 |
ISBNコード |
978-4-12-110138-9
(4-12-110138-3) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 245P 20cm |
商品内容
要旨 |
一九二三年、東京は関東大震災により未曾有の被害を被った。しかし元禄・安政地震の記録をひもとくと、関東大震災の被害が地震規模に対して著しく大きかったことがわかる。被害を拡大させた要因は何か。江戸という町の発展と震災後の帝都復興をたどれば、見えてくるのは都市計画の果たす役割の大きさだ。科学技術が進んだことが、新たな問題を生んではいないか。現在の東京が抱えるさまざまな問題を指摘し、都市の在り方を考える。 |
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目次 |
第1章 国家存亡の機だった関東大震災(わかっていなかった震源と揺れの強さ |
出版社・メーカーコメント
関東大震災の被害を拡大させたのは無謀な都市開発だった。江戸、明治大正、そして戦後から現在、東京の拡大と震災の歴史を追う。