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総理の覚悟 政治記者が見た短命政権の舞台裏

中公新書ラクレ 496

出版社名 中央公論新社
出版年月 2014年6月
ISBNコード 978-4-12-150496-8
4-12-150496-8
税込価格 814円
頁数・縦 187P 18cm

商品内容

要旨

第一次安倍内閣以降、民主党の野田に至るまで一年程度の短期政権が続いた理由は?そして民主党はなぜわずか三年で政権を手放さざるをえなかったのか…沖縄米軍基地移転、東日本大震災、消費税アップ等の外交・内政の重大問題への対応を中心に日本政治とリーダーの問題点を描き出す。

目次

第1章 「細い穴」に針を通して―第一次安倍内閣にみる「芸術としての政治」
第2章 「確信者」の強さと弱さ―第二次安倍内閣にみる「復活の政治」
第3章 「歴史的汚名」を覚悟し―野田佳彦にみる「消費増税」
第4章 「虚の決断」の罪深さ―鳩山由紀夫にみる「政治の軽さ」
第5章 「自己無謬論」の陥穽―菅直人にみる「唐突の政治」
第6章 天の岩戸の「大連立」―福田康夫にみる「見果てぬ夢」
第7章 生かせなかった「血筋」という名の財産―麻生太郎にみる「一五代将軍」

出版社・メーカーコメント

米軍普天間基地移転問題、東日本大震災、消費税増税……重大な問題に対する総理の対応を、著者しか知らない内幕も交えて検証。

著者紹介

橋本 五郎 (ハシモト ゴロウ)  
読売新聞特別編集委員。1946年秋田県に生まれる。70年慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、読売新聞社に入社。論説委員、政治部長、編集局次長を歴任し、2006年より現職。16年にわたって読売新聞の書評委員を続けている。また読売テレビ系「ウェークアップ!ぷらす」「情報ライブミヤネ屋」に出演し、政治・政局解説を務める。2014年度日本記者クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)