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政治人生 国難を憂い、国益を求む

中公新書ラクレ 610

出版社名 中央公論新社
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-12-150610-8
4-12-150610-3
税込価格 880円
頁数・縦 189P 18cm

商品内容

要旨

目の前の国難に対して政治と外交が果たすべき役割は大きい。多極化の時代、転換期に突入する世界をどう読むか。国内では少子高齢化が進み、農業・教育問題も対応が迫られる。北海道に生まれ、政治家にあこがれた少年は後に代議士となり、長い年月「国益」を追求して政治の道を歩んできた。日本をよりよくしたいとの思いを胸に、鈴木宗男がこれからの政治と外交を熱く語る。混迷する政治に対して未来を見据えた政策を提言する。

目次

第1章 「国益」とは何ですか(「官邸に来てください」
国益の意味合い ほか)
第2章 外交のすすめ(鈴木宗男事件とは何だったのか
外交とインテリジェンス ほか)
第3章 日本とロシアのこれから(安倍晋太郎とゴルバチョフ
「時間はかかってもいいから、北方領土問題を解決してくれ」 ほか)
第4章 あるべき政治家像(父にできなかった親孝行
中川一郎に捧げた秘書人生 ほか)
第5章 私には夢がある―国難の時代の政治(北海道は食料自給率200%
過疎のスパイラルに陥る地方 ほか)

おすすめコメント

いま目の前にある国難に対して政治の役割は大きい。本書は、著者長年の政治活動と知見から、国際情勢・国内政治・社会問題をテーマに、著者がこれからの日本の政治と外交についてストレートに語った。混迷する政治に一石を投じるような、前向きな方策を提言する書である。

著者紹介

鈴木 宗男 (スズキ ムネオ)  
1948年北海道足寄町生まれ。新党大地代表。拓殖大学在学中から故・中川一郎氏の秘書を務める。83年、衆議院議員に初当選。第2次橋本内閣で国務大臣北海道・沖縄開発庁長官、小渕内閣で内閣官房副長官を務める。2002年6月、あっせん収賄容疑で逮捕される。05年8月、新党大地を結成。09年9月、衆議院外務委員長に就任。10年9月、実刑判決が確定し、12月に収監。11年12月、仮釈放される。17年4月、公民権が回復、生涯政治家として政治活動や講演活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)