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炎上社会を考える 自粛警察からキャンセルカルチャーまで

中公新書ラクレ 752

出版社名 中央公論新社
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-12-150752-5
4-12-150752-5
税込価格 924円
頁数・縦 221P 18cm

商品内容

要旨

インターネットやSNSを中心に沸き起こる、尽きることのない分断・衝突・ぶつかり合い―。「炎上」という現象をかくも夥しく呼び起こしてしまう今日の社会、すなわち「炎上社会」は、どんな対立構造を持ち、いかなる紛争状況を抱えているのか。また、その背景にはどんな社会構造があり、時代状況があるのか。本書の意図は、炎上社会の成り立ちを分析し、炎上という現象の社会的な意味と文脈を明らかにすることである。

目次

第1章 自粛警察と新自由主義
第2章 SNSの倫理と新自由主義の精神
第3章 ハッシュタグアクティヴィズムの光と影
第4章 差別と反差別と反・反差別
第5章 誹謗中傷と共感市場主義
第6章 キャンセルカルチャーの論理と背理

出版社・メーカーコメント

インターネットやSNSを中心に沸き起こる、分断・衝突・ぶつかり合いの正体は、いったい何なのか――。社会学の見地から考察する。

著者紹介

伊藤 昌亮 (イトウ マサアキ)  
1961年生まれ。東京外国語大学外国語学部卒業。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。日本IBM、ソフトバンク勤務、愛知淑徳大学現代社会学部准教授などを経て、2015年より成蹊大学文学部教授。専門はメディア論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)