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歩きながら考える

中公新書ラクレ 773

出版社名 中央公論新社
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-12-150773-0
4-12-150773-8
税込価格 990円
頁数・縦 281P 18cm

商品内容

要旨

パンデミック下、日本に長期滞在することになった「旅する漫画家」ヤマザキマリ。思いがけなく移動の自由を奪われた日々の中で思索を重ね、様々な気づきや発見があった。「日本らしさ」とは何か?倫理の異なる集団同士の争いを回避するためには?そして私たちは、この先行き不透明な世界をどう生きていけば良いのか?自分の頭で考えるための知恵とユーモアがつまった1冊。たちどまったままではいられない。新たな歩みを始めよう!

目次

第1章 歩き始めて見えたこと(パンデミックによって生じた「焦り」
“日本”を考え始めた、私の日本暮らし ほか)
第2章 コロナ禍の移動、コロナ禍の家族(八丈島で昆虫を探す
沖縄、慰霊の旅へ ほか)
第3章 歩きながら人間社会を考える(「戒律」という社会の倫理
オリンピック開催に見た「日本らしさ」 ほか)
第4章 知性と笑いのインナートリップ(ドリフは世界に通じるクールジャパン!?
裏切りと成熟とエンターテインメントと ほか)
第5章 心を強くするために(「常識」ではなく「良識」で生きる
「Keep moving」のすすめ ほか)

出版社・メーカーコメント

パンデミック下、日本に長期滞在することになった「旅する漫画家」ヤマザキマリ。思いがけなく移動の自由を奪われた日々の中で思索を重ね、様々な気づきや発見があった。「日本らしさ」とは何か? 倫理の異なる集団同士の争いを回避するためには? そして私たちは、この先行き不透明な世界をどう生きていけば良いのか? 自分の頭で考えるための知恵とユーモアがつまった1冊。たちどまったままではいられない。新たな歩みを始めよう!

著者紹介

ヤマザキ マリ (ヤマザキ マリ)  
1967年東京都生まれ。漫画家・文筆家・画家。東京造形大学客員教授。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。2010年『テルマエ・ロマエ』(エンターブレイン)で第3回マンガ大賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。15年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。17年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)