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調べて、伝えて、近づいて 思いを届けるレッスン

中公新書ラクレ 776

出版社名 中央公論新社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-12-150776-1
4-12-150776-2
税込価格 924円
頁数・縦 222P 18cm

商品内容

要旨

マラソン・駅伝中継での、選手の人柄まで伝わる解説に定評がある増田明美さん。一度聞いたら忘れられない、あの「こまかすぎる」名解説はいかにして生まれるのか。相手との信頼関係の築き方、情報収集の極意、選手につけるニックネームに込めた思いまで―その舞台裏を初公開。さらには、20年以上続けている大阪芸術大学での講義や、朝ドラ『ひよっこ』のナレーション、『読売新聞』「人生案内」回答者など、幅広い仕事で培ったコミュニケーション術に迫る。

目次

プロローグ 途中棄権で終わった選手生活(厳しい練習に自分を追い込んで
走る楽しさを教えてくれた宗兄弟 ほか)
第1章 取材する力―人の心を開く(マラソン解説者デビュー
信頼関係を築き、寄り添う ほか)
第2章 伝える力―人の心を掴む(人生の師からの教え
大学の講義で試される ほか)
第3章 つなげる力―人の絆を育む(支えることの喜び
一歩一歩、前へ向かって)
エピローグ 新たなステージで夢を走り続ける(東京オリンピックのマラソン解説
スタートラインに立つ思い ほか)

出版社・メーカーコメント

駅伝・マラソン中継での、選手の「人」に迫る解説に定評がある増田明美さん。一度聞いたら忘れられない、あの「こまかすぎる」名解説はいかにして生まれるのか。大の負けず嫌いだった選手時代を経て、愛されキャラに育つまで――増田明美流コミュニケーション術を初公開!

著者紹介

増田 明美 (マスダ アケミ)  
1964年千葉県生まれ。私立成田高校在学中、長距離種目で次々に日本記録を樹立する。82年にマラソンで日本新記録を作り、84年のロス五輪ではメダルを期待されたが、無念の途中棄権。13年間の競技生活で、日本記録を12回、世界記録を2回更新した。92年に引退後は、スポーツジャーナリストとして、各紙誌での執筆、マラソン・駅伝中継の解説に携わるほか、ナレーションなどで幅広く活躍。2017年にはNHK朝ドラ『ひよっこ』の語りを務めた。日本パラ陸上競技連盟会長、全国高等学校体育連盟理事、日本陸上競技連盟評議員、日本パラスポーツ協会理事など公職多数。大阪芸術大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)