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デカルト的省察

中公クラシックス W83

出版社名 中央公論新社
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-12-160164-3
4-12-160164-5
税込価格 1,870円
頁数・縦 300,4P 18cm

出版社・メーカーコメント

人間存在の理性の本質を問い直し、哲学的諸学を究極的に基礎づける現象学を唱え、新たな地平を切り開いた碩学・フッサールの知的到達点。デカルトの精神を復権させつつ、現象学の深化、拡充された問題点を提示する。

著者紹介

フッサール (フッサール)   Husserl,Edmund
1859‐1938。オーストリア出身のドイツ系ユダヤ人の哲学者。少年時代から数学と自然科学に興味を持っていたが、1884年から2年間ウィーン大学のブレンターノの下で哲学を学んだことを契機に、以後哲学研究に進んだ。ものをありのままに直視する誠実さとその筋道を正しくたどる理論構築の必要を説き、現象学という「開かれた」分野を開拓する。現象学はシェーラーやサルトルなど後続の哲学者に大きな影響力を与えた
船橋 弘 (フナハシ ヒロム)  
岡山大学名誉教授。1929(昭和4)年、広島県福山市生まれ。東北大学文学部哲学科卒。東北大学講師、宮城教育大学助教授、教授、岡山大学教授を経て現職。西洋哲学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)