商品内容
要旨 |
院政とはすでに譲位した上皇(院)による執政をいう。平安後期に白河・鳥羽・後白河の三上皇が百年余りにわたって専権を振るい、鎌倉初期には後鳥羽上皇が幕府と対峙した。承久の乱で敗れて朝廷の地位は低下したが、院政自体は変質しながらも江戸末期まで存続する。上皇が権力を行使できたのはなぜか。その権力構造はいかなるものだったか。ロングセラーに終章「院政とは何だったのか」を収録し、人名索引を付した決定版。 |
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目次 |
第1章 摂関期までの上皇 |
出版社・メーカーコメント
律令制成立期から南北朝期までの政治史を描き、日本特有の権力構造を鮮やかに解明する。概括となる新章を加え、索引を付した決定版。