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完訳フロイス日本史 3

織田信長篇 3

中公文庫

出版社名 中央公論新社
出版年月 2000年3月
ISBNコード 978-4-12-203582-9
4-12-203582-1
税込価格 1,430円
頁数・縦 321P 16cm
シリーズ名 完訳フロイス日本史

商品内容

要旨

散逸していた原典写本を蒐集し、初めて完訳した織豊時代の第一級史料。第三巻は、信長の安土築城とセミナリオの建設、荒木一族の処刑と本能寺での信長の劇的な最期、および細川ガラシア、名医曲直瀬道三の改宗など、戦国史での重要な出来事を詳述する。毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。

目次

五畿内の諸事の発展、ならびに安土山の神学校(セミナリオ)について
安土山で収め始めた成果について
ジュスト右近殿が信長に投降した時に宗した英雄的行為、ならびにその際、オルガンティーノ師とキリシタン宗門が被った大いなる苦悩について
信長が荒木一族に科した厳罰のこと、ダリオの追放、ならびに三ケ殿とその息子が被った生命の危険のこと
安土山で法華宗と浄土宗との間で行なわれた公の宗論について
巡察師が豊後から都に向かって出発した次第
巡察師が都に信長を訪問し、同地から再度、安土山を参観に赴いたこと
巡察師がフロイス師に命じた越前国への布教について
信長がその富、権力、身分のために陥った大いなる慢心と狂気の沙汰について
明智が謀叛により、信長、ならびに後継者の息子を殺害し、天下に叛起した次第〔ほか〕