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菊亭八百善の人びと 上

中公文庫

出版社名 中央公論新社
出版年月 2003年3月
ISBNコード 978-4-12-204175-2
4-12-204175-9
税込価格 796円
頁数・縦 423P 16cm
シリーズ名 菊亭八百善の人びと

商品内容

要旨

長い歴史をもち、江戸の風流を極めて随一といわれながら戦争で店を閉じていた料理屋・八百善に嫁いだ深川木場育ちの汀子。戦後、店の再興にともない江戸生粋の味を蘇らせたいと必死の努力が始まる。開店にこぎつけて二年、相次ぐ困難に奮い立つ日々を描く前篇。

著者紹介

宮尾 登美子 (ミヤオ トミコ)  
1926年、高知市に生まれる。高知高坂高等女学校を卒業。45年、結婚とともに満州にわたり、46年引揚げる。62年「連」で婦人公論女流新人賞、73年、九年の歳月を費した『櫂』で太宰治賞を受賞。以後、77年『寒椿』で女流文学賞、78年『一絃の琴』で第八十回直木賞、83年『序の舞』で吉川英治文学賞、89年『松風の家』で文芸春秋読者賞を受賞。同じく89年には紫綬褒章を受章する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)