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海泡

中公文庫

出版社名 中央公論新社
出版年月 2004年2月
ISBNコード 978-4-12-204328-2
4-12-204328-X
税込価格 985円
頁数・縦 415P 16cm

商品内容

要旨

東京の竹芝桟橋から“小笠原丸”に揺られること二十六時間。ぼくは二年振りに中学高校時代を過ごした父島の土を踏むが、同級生だった一宮和希が三日月山展望台から転落死する。和希は本土から来たストーカー男に脅えていたというが、男は逮捕されることもなく島に居座り続ける。そして、ついに“洋上の楽園”で殺人事件が―。

著者紹介

樋口 有介 (ヒグチ ユウスケ)  
1950年、群馬県前橋市に生まれる。国学院大学中退後、業界紙記者などを経て、88年に『ぼくと、ぼくらの夏』で第六回サントリーミステリー大賞読者賞を受賞。次作『風少女』が直木賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)