• 本

日本の歴史 13

改版

江戸開府

中公文庫

出版社名 中央公論新社
出版年月 2005年8月
ISBNコード 978-4-12-204574-3
4-12-204574-6
税込価格 1,362円
頁数・縦 565P 16cm
シリーズ名 日本の歴史

商品内容

要旨

長い忍耐と苦難ののち、関ケ原の一戦に勝って天下の覇者となった家康は、長期支配体制の確立をめざす。朝廷や豊臣氏への強圧、大名統制、致富策、多彩な人材登用をおこなう一方で、譜代の忠臣や実子さえも改易するなど、個人から組織への施策が着々と進められてゆく。

目次

はじめに
六十年の忍耐
江戸の内大臣
関ケ原の戦い
覇府の建設
大御所と将軍
「強き御政務」
大坂落城
貿易と禁教
黒衣の宰相
大名統制
消えゆく人々
公家諸法度
島原の乱
将軍家光とその周辺
徳川三百年の基

著者紹介

辻 達也 (ツジ タツヤ)  
1926年(大正15)、東京に生まれる。48年(昭和23)東京大学文学部国史学科を卒業。翌年より新設の横浜市立大学に職を奉じ、同大学教授を勤める。ついで専修大学に移り、現在は横浜市立大学名誉教授。江戸期政治史研究で着実な成果をあげる。編著の中央公論社刊「日本の近世」(全十八巻)で第四十八回毎日出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)