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自民党幹事長室の30年

中公文庫

出版社名 中央公論新社
出版年月 2005年9月
ISBNコード 978-4-12-204593-4
4-12-204593-2
税込価格 1,100円
頁数・縦 390P 16cm

商品内容

要旨

政策一般、人事、選挙…党務全般を仕切る自民党幹事長は、常に政局の要になってきた。田中角栄から加藤紘一まで、二十二人の自民党幹事長に仕えた著者が、戦後日本の政治を動かし続けてきた彼らの政治的行動から日常の癖、意外な素顔に至るまでを詳細に綴る。激動の渦の中にある自民党と日本の政治を理解するための必読書。

目次

角福戦争(田中角栄―人情と、政治力と、金権と
福田赳夫―大勝負に弱いタカ派 ほか)
四十日抗争(内田常雄―三木おろしを平和裡に収束
大平正芳―哲学を感じさせた政治家 ほか)
中曾根「本格」政権の陰
(二階堂進―再びの角福戦争
田中六助―記者上がりの特ダネ政治家
金丸信―「柔軟」な寝技師)
安竹宮の暗闘(竹下登―目配り、気配りの達人
安倍晋太郎―熱血漢、病魔に倒れる ほか)
流れる自民党(小渕恵三―ソフトな人当たりとしたたかな意志
綿貫民輔―大混乱の予兆に挑む ほか)

著者紹介

奥島 貞雄 (オクシマ サダオ)  
元自民党幹事長室室長。1936年福井県生まれ。61年に中央大学法学部(夜間部)卒業。54年に自由党本部に就職。55年の保守合同で自由民主党本部総務局勤務となる。92年事務局次長兼総裁・幹事長室室長。99年定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)