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漢文力

中公文庫 か71−1

出版社名 中央公論新社
出版年月 2007年8月
ISBNコード 978-4-12-204902-4
4-12-204902-4
税込価格 755円
頁数・縦 311P 16cm

商品内容

要旨

天職につくのは本当にしあわせか?心霊写真の幽霊はヌードのはず?「キティちゃん」の顔に口がないのはなぜ?中国古典の名句を材に、古人の思索を楽しく追体験しながら、明日を生き抜く力を育てる本。

目次

第1部 内面と外面(自分という奇跡をかみしめよう
自己はどこまで他者を理解できるか
現実と幻覚はどこまで区別できるか
この世のすべては言葉で表せるか
魅力と恐怖の秘密)
第2部 あの世とこの世(死後の世界はあるのか
死者は二度殺してはならない
生まれてくる不思議、死んでゆく意味
老いるということ
姥捨山と二十四孝)
第3部 自然と宇宙(大自然の掟
宇宙人の目
推移の感覚)
第4部 自分を生かす(学問の落とし穴
教養教育と専門教育
リーダーの条件
世に出る)
第5部 文明のからくり(政治という怪物
文明の明と暗
中国古典の戦争論)

著者紹介

加藤 徹 (カトウ トオル)  
1963年東京に生まれる。東京大学文学部、同大学院で中国文学を専攻。広島大学総合科学部助教授を経て、明治大学法学部准教授。著書に『京劇―「政治の国」の俳優群像』(中公叢書、サントリー学芸賞)など。また「嘉藤徹」のペンネームで、小説も執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)