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    告白

    中公文庫　ま３５−２

    出版社名 中央公論新社
    出版年月 2008年2月
    ISBNコード 978-4-12-204969-7
    （4-12-204969-5）
    税込価格 1,430円
    頁数・縦 ８５０Ｐ　１６ｃｍ
    シリーズ名 告白

    書店レビュー 総合おすすめ度： 全1件

    • 東京堂書店　神田神保町店より

      百姓の子に生まれながら過剰な思弁癖を持ち、百姓の子であるためにその思想を表す術を持たなかった熊太郎。村社会に馴染めないまま成長した彼は、やがて1つの事件を引き起こす。明治26年に実際に起きた事件、「河内十人斬り」をモチーフに、大量殺人を犯した男の一生を描く、町田康の傑作。

      （2012年7月20日）

    商品内容

    要旨

    人はなぜ人を殺すのか―。河内音頭のスタンダードナンバーにうたいつがれる、実際に起きた大量殺人事件「河内十人斬り」をモチーフに、永遠のテーマに迫る著者渾身の長編小説。第四十一回谷崎潤一郎賞受賞作。

    著者紹介

    町田　康 (マチダ　コウ)　　
    作家、ミュージシャン。１９６２年大阪生まれ。高校時代より町田町蔵の名で音楽活動を始める。９７年に処女小説『くっすん大黒』で野間文芸新人賞、Ｂｕｎｋａｍｕｒａドゥマゴ文学賞、２０００年には「きれぎれ」で芥川賞を受賞する。０１年詩集『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、０２年「権現の踊り子」で川端康成文学賞を受賞。０５年に本書で谷崎潤一郎賞を受賞した（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）