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小説の自由

中公文庫 ほ12-12

出版社名 中央公論新社
出版年月 2010年5月
ISBNコード 978-4-12-205316-8
4-12-205316-1
税込価格 922円
頁数・縦 409P 16cm

商品内容

要旨

小説を読む人にも、書く人にも、必要なこと。ときに立ち止まり、ときに駆け抜ける、思考の原形としての「生」の生説論。

目次

第三の領域
私の濃度
視線の運動
表現、現前するもの
私の解体
それは何かではあるが、それが何なのかは知りえない
私に固有でないものが寄り集まって私になる
身体と言語、二つの異なる原理
彼が彼として生きる
病的な想像力でない小説
視覚化されない思考
散文性の極致

著者紹介

保坂 和志 (ホサカ カズシ)  
1956年、山梨県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。93年、『草の上の朝食』で野間文芸新人賞、95年、『この人の閾』で芥川賞、97年、『季節の記憶』で谷崎潤一郎賞と平林たい子賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)