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司馬遼太郎歴史のなかの邂逅 8

ある明治の庶民

中公文庫 し6−68

出版社名 中央公論新社
出版年月 2011年4月
ISBNコード 978-4-12-205464-6
4-12-205464-8
税込価格 734円
頁数・縦 253P 16cm
シリーズ名 司馬遼太郎歴史のなかの邂逅

商品内容

要旨

祖父・福田惣八の生涯を幕末維新史の点景として描く三篇のほか、日本人全般を論じた五篇、さらに劉邦、八大山人、ゴッホなど世界史のなかの天才の魅力を語る諸篇を収録。歴史小説の巨人が遺した人物エッセイの集大成・全八巻、ここに完結。

目次

ある明治の庶民―福田惣八
祖父・父・学校―福田惣八/福田是定
私の播州―福田惣八
ある情熱―文倉平次郎
誄詞正岡忠三郎の大人に奉る―正岡忠三郎
ヨゼフ忠三郎たち―正岡忠三郎
日本人の名前―日本人
日本人の顔―日本人
軽薄へのエネルギー―日本人
日本的権力について―日本人〔ほか〕

著者紹介

司馬 遼太郎 (シバ リョウタロウ)  
大正12年(1923)、大阪に生まれ、大阪外語大学蒙古語学科を卒業。昭和34年『梟の城』により第四十二回直木賞を受賞。42年『殉死』により第九回毎日芸術賞、51年『空海の風景』など一連の歴史小説により第三十二回芸術院恩賜賞、57年『ひとびとの跫音』により第三十三回読売文学賞、58年「歴史小説の革新」により朝日賞、59年『街道をゆく 南蛮のみち1』により第十六回日本文学大賞(学芸部門)、62年『ロシアについて』により第三十八回読売文学賞(随筆・紀行賞)、63年『韃靼疾風録』により第十五回大佛次郎賞を、それぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)