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ここにないもの 新哲学対話

中公文庫 の12−4

出版社名 中央公論新社
出版年月 2014年4月
ISBNコード 978-4-12-205943-6
4-12-205943-7
税込価格 880円
頁数・縦 222P 16cm

商品内容

要旨

死ぬのってさ、なんでこわいんだろう?この空の色は何色だと思う?エプシロンとミューは、いろんなことを考えてはお喋りしています。世界の姿を探ろうとする会話の中から見えてくるのは、言葉の意味を探りながら、言葉で世界の意味を作ってゆくという、哲学の原風景です。川上弘美「『ここにないもの』に寄せて」を冠し、植田真の絵と贈る決定版。

目次

『ここにないもの』に寄せて(川上弘美)
「人生は無意味だ」って、どういう意味なのだろう
十年前のぼくも、ぼくなんだろうか
ことばで言い表わせないもの
自分の死を想像することはできるか
未来は存在しない?

著者紹介

野矢 茂樹 (ノヤ シゲキ)  
1954年(昭和29年)、東京都に生まれる。85年、東京大学大学院博士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は哲学
植田 真 (ウエダ マコト)  
1973年(昭和48年)、静岡県に生まれる。98年、雑誌「イラストレーション」(玄光社)の「ザ・チョイス」で年度グランプリ受賞。本の装画、挿絵、CDジャケット、広告などにイラストレーションを提供するとともに、近年は絵本作家としても活躍の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)