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塩の世界史 歴史を動かした小さな粒 下

中公文庫 カ6−2

出版社名 中央公論新社
出版年月 2014年5月
ISBNコード 978-4-12-205950-4
4-12-205950-X
税込価格 1,100円
頁数・縦 281P 16cm
シリーズ名 塩の世界史

商品内容

要旨

かつて数千年がかりで白く均一にした粒が、いまや不揃いで色付きのものこそ高額になる。塩の真価を定めるのが容易であったことは、いまだかつて一度もない。悪名高き塩税「ガベル」、ガンディー塩の行進、製塩業の衰退と伝統的職人芸の復活。塩からい風味にユーモアをそえておくる、博覧強記のノンフィクション。

目次

第2部 ニシンのかがやきと征服の香り(承前)(自由、平等、免税
独立の維持
塩をめぐる戦い
赤い塩)
第3部 ナトリウムの完璧な融合(ナトリウムの悪評
地質学という神話
沈みゆく地盤
塩と偉大な魂
振り返らずに
自貢最後の塩の日々
マー、ラーそして毛
魚より塩をたくさん
大粒の塩、小粒の塩)

著者紹介

カーランスキー,マーク (カーランスキー,マーク)   Kurlansky,Mark
1948年、米国コネティカット州生まれ。歴史や食物、海洋などに関するノンフィクションを中心に作家活動を展開。ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーリストに数多くの著作が含まれ、世界二五ヵ国で翻訳されている。とくにCod;A Biography of the Fish That Changed the World(『鱈―世界を変えた魚の歴史』)はさまざまな賞を受賞するなど評価が高い
山本 光伸 (ヤマモト ミツノブ)  
1941年、東京生まれ。国際基督教大学歴史学科卒業。英米文学翻訳家、(株)柏艪舎代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)