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戦略の歴史 下

中公文庫 キ6−2

出版社名 中央公論新社
出版年月 2015年2月
ISBNコード 978-4-12-206083-8
4-12-206083-4
税込価格 1,210円
頁数・縦 316P 16cm
シリーズ名 戦略の歴史

商品内容

要旨

先史時代から現代まで、人類の戦争における武器と戦術の変遷を、石・肉・鉄・火という文明の主要な構成要件別に著述、制約・要塞・軍団・兵站などについても科学的に分析する。戦闘集団が所属する文化との相関関係を解読する画期的な戦争と文明論。下巻は鉄器の利用、密集方陣から始まる戦闘や軍隊の形の変化、火薬と要塞、火力兵器の発展について。

目次

第4章 鉄(ギリシア人と鉄
密集方陣の戦争
ギリシア人と海陸戦略
マケドニアと密集方陣戦争の頂点
ローマ近代的な軍隊の祖国
ローマ以降のヨーロッパ 軍隊なき大陸)
付論4 兵站と補給
第5章 火(火薬と要塞
過渡期の火力戦争
海上の火力兵器
火力兵器の定着
政治革命と軍事変革
火力兵器と国民皆兵の文化
究極の兵器
法と戦争目的)

著者紹介

キーガン,ジョン (キーガン,ジョン)   Keegan,John
1934年、ロンドン生まれ。長年、英国のサンドハースト陸軍士官学校で上級講師やデイリー・テレグラフ紙の防衛問題担当編集者、欧米各国で客員教授等を務めた。王立文学協会会員で、また湾岸戦争ではOBE勲功賞を受賞している。2012年没
遠藤 利國 (エンドウ トシクニ)  
1950年生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。翻訳家、國學院大學講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)