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小説読本

中公文庫 み9−11

出版社名 中央公論新社
出版年月 2016年10月
ISBNコード 978-4-12-206302-0
4-12-206302-7
税込価格 858円
頁数・縦 232P 16cm

商品内容

要旨

小説家はなりたくてなれるものではない―。小説の原理を追究した長篇評論「小説とは何か」を中心に、「私の小説の方法」「わが創作方法」など、自ら実践する作方を大胆に披瀝した諸篇を収める。作家を志す人々に贈る、三島由紀夫による小説指南の書。待望の文庫化。

目次

作家を志す人々の為に
1(小説とは何か)
2(私の小説の方法
わが創作方法
小説の技巧について
法律と文学
私の小説作法
法学士と小説
法律と餅焼き)
3(私の文学
自己改造の試み
「われら」からの遁走)

おすすめコメント

小説家はなりたくてなれるものではない――。小説の原理を解き明かす長篇評論「小説とは何か」を中心に、「私の小説の方法」「わが創作方法」など、自ら実践する技法を大胆に披瀝したエッセイを収める。作家を志す人々に贈る、三島由紀夫による小説指南の書。待望の文庫化。解説=平野啓一郎

著者紹介

三島 由紀夫 (ミシマ ユキオ)  
1925(大正14)年東京に生まれる。本名、平岡公威。学習院高等科を経て東京帝国大学法律学科を卒業。在学中の44(昭和19)年に処女創作集『花ざかりの森』を刊行。戦後47年に大蔵省に入り翌年退官。49年に刊行した『仮面の告白』で名声を確立し、以後、文筆活動に専念する。『潮騒』にて新潮社文学賞、『白蟻の巣』にて岸田国士演劇賞、『金閣寺』にて読売文学賞、『絹と明察』にて毎日芸術賞、『サド公爵夫人』にて芸術祭賞などを受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)