清水幾太郎の覇権と忘却 メディアと知識人
中公文庫 た74−4
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2018年2月 |
ISBNコード |
978-4-12-206545-1
(4-12-206545-3) |
税込価格 | 1,210円 |
頁数・縦 | 423P 16cm |
商品内容
要旨 |
戦後、圧倒的な支持を受け、大きな影響力を持ちながら、急速に忘れ去られた思想家・清水幾太郎。彼を成功させ、後に凋落をもたらした「戦略」とは何だったのか。「正系」知識人に挑戦しつづけた清水のラジカリズムを丁寧に読み解き、彼がなぜあのような軌跡をたどったのか、現在にも通じるメディア知識人の姿を明らかにする。 |
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目次 |
序章 メディア知識人の原型 |
おすすめコメント
戦後、圧倒的な支持を受け、大きな影響力を持ちながら、急速に忘れ去られた思想家・清水幾太郎。著者は、彼の栄光も凋落もその戦略ゆえとする。「正系」知識人にラジカルに挑戦し続けた清水の戦略とは。その詳細を読み解き、現在にも通じるメディア知識人の姿を明らかにする。序章 メディア知識人の原型一章 インテリになりたい二章 断たれた東大教授への道三章 迎合・抵抗・差異化四章 スターダムに五章 スランプ・陶酔・幻滅六章 アラーミストに終章 覇権と忘却